A112

スピードメーター、周辺スイッチ

運転席側タイヤを外し、赤丸印のスピードメーターケーブルを
ウォーターレンチなどで回して外す。 最初、緩めると後は手でも回せる。

メーター裏側でも外すのは可能ですが、取り付け時、
狭くて手が入りにくい 樹脂ロックを割る恐れがあるし、
ケーブルがうまく入ってないと組み付け後、走行してから
スピードメーターが動かないことに気づくということも・・・(経験談)

ステアリングを 24mmのレンチで外して

メーター下の4本のビスで留まっている樹脂の部分を外す。

そして、メーター上側左右2本のビスを緩め、

エンジンルーム側から、スピードメーターケーブルを
押しておいて、メーターを手前に引っ張り出す。

ちょっと引っ張り出したら、裏側のコネクタ( 3個 )を
外れ防止用のツメを押しながら外す。

あっ、左側に見えているSWは 写真のように
外さなくても良い。

するとこんな感じで出てくる。

右側に見えている黄色と緑のケーブルは、日本に着てから
取り付けられた、排気温警告灯の配線。
平行物はケーブル色が違います。

本国イタリアではここはリアフォグのパイロットランプだった。

ヘッドライトSWなどを交換するときは 裏側から押せば出てくる。

SW関係、こんな感じでコネクタが付いている。

ロックなどは掛かってないから引っ張ればすぐ外せる。

メーター照明ランプ

照明用のランプは3箇所

下のランプは左にひねればすぐ取れる。
上2つは差し込んでいるだけですが、結構きつく入ってます。(下図)

無理に引っ張ると、プリント基板が切れてしまったりするので
細心の注意を払って外します。

私は先にプリント基板を浮かせてから一緒に外してます。
引っ張ればランプの球だけ取れます。

このメーター用ムギ球は、国産で合うのがあるという話も聞きました。
スタンレーのカタログに似たようなのがあるらしい


自動車部品商や、オートバックスなどで入手可能とのことです。
ステアリングコラムスイッチ
(ウォッシャーモーターが回らない場合の、スイッチ側の点検法を載せました)
まず、ステアリングとシャフトを覆っている黒い樹脂カバーを外します。
カバーは下側から5本のビスで留まっている。
右側に写真のようなコネクタがあります。
ウォッシャーSWに繋がっているケーブルは
黄色(電源から) と水色(モーターへ) です。
海蛇みたいな奴ね( なんかリアル・・・笑)

ここにテスターを突っ込んで(Ωレンジでね)、ウォッシャーレバーをON
正常だとテスターの針は0Ωになるはずです。
エンジンkey ONの状態だと、黄色のケーブルに12ボルトの電圧が
掛かりますのでΩレンジを使う時は key OFFにしましょう。

逆に言えば、key ONでテスターを DC(直流)レンジにして電圧を測っても良い。
テスターのマイナス側をボディの金属に接触させて、プラス側を水色ケーブルに
突っ込んでレバーON、テスターが12ボルトになれば正常。

上記のチェックで、SW不良と判明した場合、
コラムSWをアッセンブリで外します。
コラムスイッチAssyを外すには、指先部分の8mmのボルトを外せば取れます。

余談ですが、イグニッションkeyシリンダーを交換するとき、指下の
銀色の部品を外すのですが、トルックスボルト(六角の星型みたいな奴)
で固定してあったので、トルックスレンチを持っていなかった私はドリルで
ボルトを削り壊して外したことがありましたねぇ〜
その後、普通のボルトで代用しましたけど・・・。


外したコラムSW Assy
構造をよ〜く見てみたが、これ以上分解するのは無理みたい。
分解できたとしても、スプリングとか入っているので、
手元を滑らせてスプリングが、びよょ〜〜ん!! なんて飛んで行ったら
大惨事になりそう・・・(^_^;)

ちょっと見ずらいが、ウォッシャーSWの接点は、隙間から白く見えている所。
ここの接点が接触不良になっているか、接点を押す役目をしている
白い樹脂パーツが割れたり外れていたりしているのかも・・・。

いずれにしても、ここが悪ければコラムSWをアッセンブリで
交換することになるのかなぁ〜?

配線引き直してウォッシャーSWを自作するとか・・・。

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