A112

スターターモーター(Starter motor)
実はスターターモーターをバラすつもりで外したのですが、自然治癒してしまった・・・
ここに載せた単体チェックは車載状態で出来ます。
スターターモーターを外すには、ミッションケース側から
13mmのボルト3本を外します。(図矢印)
当然、配線関係もね!

このとき、ラジエター電動ファンは外しておいたほうがいいです。
ファンは上下2ヶ所、10mmのナットで留まっている。
上側は外しやすいが、下側は狭いし見えにくいのでなかなか・・・
ナットが外れたらラジエターのアルミフィンを曲げないように、
うまく引っ張り出す。
単体チェック

バッテリーにブースターケーブルを繋ぎ、マイナスはフレームへ、
プラスは上側の端子へ繋ぐ。(この状態が車載状態と同じ)
50端子(平型ギボシオス)に、キーを捻った時に電気を供給するので
自作でテスト用ケーブルを作成。

手で持っている赤いケーブルをバッテリーのプラスに繋ぐと
マグネットスイッチが入り、モーターが勢い良く回る。

足とかで抑えておかないと暴れ出す(笑)

モーター部だけのチェックは写真のように、下側の端子に電圧を掛ける
正常だとモーターが回る。

マグネットスイッチだけのチェックは、赤矢印の50端子だけに
電圧を掛ける(下側のブースターケーブルは外してね!)
正常だと、ガチン! とスイッチが入る音がする。
端子部分の拡大図

上側の端子にバッテリーから直接、太いケーブルが繋がっていて
常時電源が来ている。オルタネーターの発電した電気もここの
端子に繋がっていて、バッテリーに供給している。

平型オス端子はキーを捻った時に電圧が掛かり、マグネットスイッチが
入り、モーターが回る。

下側の端子には外部からは何も繋がっていなくて、マグネットスイッチが
ONしたときに電圧が掛かり、モーターへ電源を送っている。

メンテナンスへ<<Return to Maintenance