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排気浄化装置 その他 (Emission control) |
チャコールキャニスター 燃料蒸発ガス排出抑止装置の中心的部品。 よーするに、ガソリンタンク内やキャブレター内で 蒸発したガソリンを直接大気開放しないで、フィルターを 通して浄化する物です。 平行物はこれと違うものが付いてる場合があります。 |
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二次空気供給装置 (リードバルブ) 排気マニホールドへ向かって空気を送り込み、 排ガスに含まれているCOとHCを減少させる機構。 ビアンキの場合、エアクリーナの象の鼻みたいな所から、 排気マニホールドの下のほうに水道管みたいな銅パイプで 繋がっています。 平行物の一部の個体には付いてないのもあります。 |
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ブローバイガス還元装置 エンジン内で発生した未燃焼ガスを大気開放せずに キャブに戻して再燃焼させる。 写真は大気開放でした・・・(^^ゞ ビアンキの場合は、装置などと言う機構は無く、 直接ホースでエアクリーナケースに戻しているだけ。 写真はアバルトで、ジュニア、エリートは タペットカバーの逆側にあります。 |
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触媒ですが、私の知る限りでは車の年式で2タイプあります。 触媒そのものは一緒ですが、接続部分が違う。 上図のAタイプ・・・85年式ジュニア、アバルトに付いていた。 フランジが付いていてボルトで留める奴。 Bタイプ・・・83年式アバルト、2台ともこっちのタイプ。 マフラーパイプを差し込んで、U字金具で固定する奴。 私の推測ですが、この車の触媒や排気浄化関係の部品は日本に輸入されてから、取り付けられた物ですので 当時のディーラーのJAX以外の車(並行輸入車など)や、ショップなどで、うまい具合に他車パーツを流用している場合は、 これと異なる物が装着されているかもしれません。(車検で排ガス検査に通ればいい訳だから何を付けてもOK?) |