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ガソリンタンク (Fuel tank)


■タンク上部

この部分はリアシート座面を外すと点検可能。

ガソリン量メーター用のコネクタ差込に(GY) (P)って
書いてあるのは後で判らなくならないように自分で書いた。
ケーブルの色で、グレーとピンクね。

ここのユニットをタンクの穴から外すには、真っ直ぐ抜けない。
フロートの向きを確認しつつ、うまくひねりながら抜く。


こんな状態でフロートが付いてるんですよ〜。

■フィルター

タンク内のゴミや錆などを吸い込まないように、一応金網フィルターが付いてる。
あまりにもタンク内にゴミ・錆が溜まってると、このフィルターが詰まって
キャブへ供給する燃料が不足になって、ガス欠のような症状が出る。




■給油口のパイピング



タンク上部から給油パイプに繋がってるのが、給油時にタンク内のエアを抜く為のホース。
給油口のすぐ後ろから出てる緑色ホースはチャコールキャニスターへ繋がってる。
途中に2ウェイバルブがあって、タンク内の圧力を調整してる。

因みにキャニスターへ行くパイプが潰れたりして空気の往来が無くなると
タンク内が真空状態になりタンクが潰れてしまったということも聞いた事がある。
その時にフロート関係も壊れたそうな・・・。


タンク上部にある2本のパイプは、1本は燃料ポンプからキャブへ
もう1本はキャブからのリターン用。

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ガソリンホース (Fuel hose)
私が体験したガソリン漏れ2ヶ所
■キャブに繋がっている2本のホース

キャブとの繋ぎ目の部分に亀裂が入って漏れ漏れ・・・
なんたって18年間未交換(^_^;)
応急処置としては、先端を1cm程切って入れ直した。

国産汎用品に交換
内径8φ・・・ポンプからキャブへ
内径6φ・・・キャブで余ったガソリンをタンクへ戻す

1m \680 でした。


■給油口とタンクを繋いでいる、ガソリンタンクネックホース

車体下部にあるのでなかなか点検する機会は少ないですが、
経年劣化で、漏れる事があります。亀裂とかチェックしましょう。

交換は、タンクを完全に外さなくても、うまくずらすだけで出来ました。
リアシート座面を外し、タンク上部に繋がっている配線、配管を外し、
タンクを固定している4つのナット、奥側2つは緩めるだけにして置いて、
外側2つを外して、タンクを斜めにして置いて、給油パイプ側に
ホースをいっぱい入れて置いて、タンクを元に戻してから
ホースをタンク側の口に挿入した。


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