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ブレーキリザーバタンク (Brake fluid resevoir)
■リザーバタンクの固定の構造

赤いブラケットは車体にスポット溶接で固定されてる物。
(以前、溶接部分をドリルで揉んで取り外した物を撮影の為に引っ張り出してきた。)

このブラケットに白い樹脂のロック爪が付いたパーツが入って、リザーバタンクの
片側の出口部分が固定される。
外す手順としては、
タンク内のフルードをスポイトなどである程度抜いておく。
タンクをブラケットから外し、底のほうに残ったフルードをタンクを斜めにしてスポイトで抜く。
マスターへ繋がってるホース内にフルードを残したまま、ホースバンドを緩めてホースを抜く。
(ホースバンドが再利用出来なくなるのを考慮して、市販のホースバンドを用意したほうが安全。
ステンレス製が錆びなくていい。)

抜いた片側のホースの開口部をフルードが漏れないように上に向けてうまく固定しておいて
もう片側のホースを外してタンクの向きを逆にして素早く差し込む。

フルードは塗装面に付着すると、塗装面を痛めるのでウエス(雑巾)などでよく養生しておく。
もし、ボディに付着したらすぐに水洗いする。
既にブラケット付近がフルードに侵されてる個体も多いけど・・・。

タンクを外す時は、長いほうのロック爪(3箇所)を外側に開きながらタンクを引っ張るんだけど、
それがなかなかうまくいかないんだよね。
力を入れすぎるとロック爪の足を折ってしまうし・・・。
下の写真は、既に2箇所折れた状態。

で、結局自分がやった方法は、ここの部分に潤滑剤吹いてバールのような物でこじり上げて外した。
この時、一気にやったり1点にだけ力が集中させてしまうとタンク自体を壊しかねないので、
タンク下面に平均して力が掛かるように細心の注意を払って施行。

それと、冬場だと樹脂も硬くなってて割れ易いから暖めてからやったほうがいいかも。

う〜ん、なんか説明が下手クソで・・・。解り易く文章書くの苦手っす。(+_+)

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